2024年10月の日本人出国者数は約115万人となり、1~10月の累計では1064万人を達成。コロナ禍以降初めて日本人出国者数が、年間1000万人を突破したことが分かりました。
日本政府観光局(JNTO)の発表(pdfが開きます)によると、10月の日本人出国者数は114万8400人を記録し、前年比では22.5%増となったとのこと。日本人出国者数は緩やかながら回復が続いており、2024年8~10月の3か月はコロナ前の約7割の水準まで回復しています。
日本人出国者数の増加の背景には、新型コロナの影響で大幅に減少した便数の回復が挙げられます。国土交通省の発表(pdfが開きます)によれば、2024年冬ダイヤ(10月27日~2025年3月29日)における国際線旅客便数は週あたり5,178便と、2019年冬ダイヤの99.2%に達しました。
5,178便のうち、最も多いのは韓国路線の1,291便で、2019年の冬に比べると66%増となりました。中国は24%減となっており、これはコロナ禍以降、日本人の入国にビザが必要となったのが影響しているものと思われます。
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