こんにちは、定職就かずのお気楽旅人、チェルです!
当サイトでは、世界中を旅行してきた筆者が、リアルな旅の体験や旅行に役立つ情報をシェアしています。

「そもそもビザって何?」
「海外旅行に行くにはビザが必要なの?」
「ビザについて教えてほしい!」
ビザについて聞いたことがあってもよく知らない方や、そもそもビザを始めて聞いた方もいると思います。
私も、実際にビザを取得するまでよく理解していませんでした。
そこで、この記事ではビザについて解説していきます!
この記事を読み終わる頃には、ビザについての予備知識はバッチリに!
それでは解説していきます。
ビザ(査証)とは何?

ビザ(査証)とは、簡単にいうと渡航先の入国許可証です。
発行には審査があり、問題がないと判断された場合にのみ発行されます。
渡航先や目的、滞在期間などによって必要となるビザの種類が異なります。
たとえば、働くためには就労ビザ、長期観光の場合は観光ビザなどがあります。
また、パスポートの信用度が高い国からの短期渡航者は、ビザが免除される場合があります。
幸運なことに日本のパスポートは世界からの信用度が高く、約190カ国でビザが免除されます。
海外旅行に行ったことがあっても、ビザを発行したことがない人が多いのはこのためです。
ビザとパスポートの違いは?

パスポートも入国許可書なのでは?と思った方もいるかもしれません。
確かに似ているように思えますが、双方の役割は異なります。
パスポートは「自国から発行される身分証明書」に対し、ビザは「渡航先の国や地域から発行される入国許可証」だからです!
パスポートを取得する際は、住民登録をしている都道府県のパスポートセンターで行えます。
一方、ビザの場合は、国内にある渡航先の大使館または総領事館での申請が必要です。
ビザの種類によっては、現地の空港などで取得できる場合などがあります。
ビザが必要な方は、計画的に予定を立てましょう!
ビザが必要な国と不要な国

ビザが不要な国は約190カ国
日本のパスポートは国際的に高い信頼があり、2024年時点で約190の国と地域でビザが免除されています。
たとえば、「アメリカ」「カナダ」「オーストラリア」「韓国」などの国はビザの取得は免除されています。
また、ヨーロッパのシェンゲン協定加盟国では、短期間の滞在であればビザを取得する必要がありません。

私が2024年にヨーロッパを11カ国周遊した時は、ビザは不要でした!
ビザが不要だった理由は、シェンゲン協定加盟国を回っていたからです。
▼ヨーロッパを11カ国周遊した時の旅行記はこちら!
ただし、ビザが不要でも「ETA(英国、カナダなど)」や「ESTA(アメリカ)」などの電子渡航認証が必要な場合があります。
ビザなしで滞在できる期間も国ごとに異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
▼詳しくは外務省のホームページをご確認ください!
ビザが必要な国は32カ国
日本のパスポートを持っていても、ビザが必要な国は32カ国(2024年現在)あります。
32カ国すべて紹介します。
これらの国に入国するには、ビザが必要になります。
取得までに時間がかかる場合があるので、申請は早めにしましょう。
ビザの種類は主に4種類
渡航先や目的によって、取得すべきビザの種類は異なります。
そこで、4種類の代表的なビザについて紹介します!
観光ビザ

観光ビザは、観光を目的とし短期間入国を希望する渡航者のためのビザです。
観光ビザで入国した場合、原則としてビザの延長は認められないので注意が必要です。
日本国籍のパスポートを持っている方は、ビザ免除プログラム(VWP)が適用されているため、一定の条件を満たせばビザが不要な場合があります。
しかし、情報は日々更新されているため出発前に渡航先で観光ビザが必要なのか確認しましょう!
就労ビザ

就労ビザは、海外で就労を目的に渡航する際に必要となるビザです。
海外で長期間働きたい場合は、この就労ビザがないと働けません。
そのため、就労ビザを取得せずに働いたり、期限が過ぎても働いていた場合は不法就労と見なされ、ビザの取り消しや強制送還などの処罰を受ける可能性があります。
ビザの取得条件は、国によって異なるので注意しましょう。
留学ビザ(学生ビザ)

留学ビザ(学生ビザ)は、海外で就学するために取得するビザのことです。
このビザを取得するには、語学学校や大学などからの入学許可証や、一定の出席率を維持することが必須条件となります。
また、学校のコースや期間に基づいて発行されるため、就学期間が長いほど滞在可能日数も延びます。
短期留学の場合は、ビザの取得が免除される場合があります。
滞在期間が短い場合は、観光ビザやビザ免除プログラムを活用して渡航することも可能です。
国によっては、ワーキングホリデービザの終了後に学生ビザに切り替えることもできます。

私がセブ島留学を約1ヶ月した際も、ビザは不要でした!
フィリピンは物価が安く魅力的な場所が多いので良い場所です!
しかし、スリや盗難などには細心の注意が必要です。
ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザとは、18歳~30歳までの日本国籍の方が、一定の条件下で就労や就学をしながら滞在できるビザのことです。
※18~30歳の定義は申請時の年齢。渡航する際に31歳になっていても問題はありません。
ワーキングホリデービザの対象国は、下記の29か国です。
※2024年現在、アメリカはワーキングホリデービザの対象国ではありません。
※申請期間や滞在期間、就労・就学の条件は、渡航先の国によって異なります。

私は2019年3月〜2020年3月までカナダでワーホリをしていました!
多種多様の国の人達、圧倒される大自然、海外で初めて1年間の生活。
全てがかけがえのない思い出であり、経験でした。
日本もとっても良い国ですが、海外で生活してみるのもなかなかできない機会なので、思い切ってやってみることをオススメします!!
ビザ申請【3STEP】
ビザ申請には、下記のような手順で行えます。
- 必要書類の準備
- ビザ申請
- 結果通知を待つ
【STEP 1】必要書類の準備
ビザ申請に必要な書類や費用、取得までの期間は、国や地域、渡航目的によって大きく異なります。
※ここで紹介するのは、一般的な必要書類です。

ビザ申請書
ビザ申請書は、渡航先の大使館または領事館のホームページからダウンロードできます。
外務省のホームページからもダウンロードできる場合がありますので、確認しましょう。
▼外務省ホームページはこちら!
パスポート
申請にはパスポートが必ず必要になります。
パスポートを持っていない方は事前に準備しましょう。
発行には数週間かかるので、注意が必要です。
▼パスポートの取得方法はこちら!
証明写真
パスポート申請時のように顔写真が必要です。
証明写真とあまりにも違うと、入国時に面倒なことのなるので注意しましょう。
クレジットカード
場合によっては、申請費用の支払いのためにクレジットカードが必要な国・地域もあります。
持っていない方はこの機に作るのをオススメします。
▼おすすめのクレジットカードはこちら!

【STEP 2】ビザの申請

ビザの申請には、主に3つの方法があります。
国内にある渡航先の大使館や領事館に直接申請する方法
必要書類が準備できたら、渡航先の大使館や領事館に申請しましょう。
この際に、書類などに不備があると受理できるまでに気をつけましょう。
旅行会社やエージェントを通じて申請する方法
このやり方が1番楽で確実なのでオススメです!
手数料などは会社によってかなり違うので、よく検討してから申し込みましょう。
電子ビザ、アライバルビザなどといったオンライン申請
一部の国や地域ではオンライン申請を導入しています。
インドでは、短期間の滞在であれば現地の空港でビザを取得できます。
【STEP 3】結果通知を待つ

ビザ申請が受理されると、審査が行われます。
問題がなかった場合、審査には通常1週間程度かかります。
しかし、不備や不足していた場合は追加書類の提出を求められることがあります。
また、外務省に確認が必要な場合は、さらに時間がかかります。
そのため、申請をする際は時間に余裕を持って行動しましょう。
審査結果は、ビザ申請を行った在外公館またはその代理申請機関から申請者に通知されます。
まとめ

いかがだったでしょうか?
初心者講座⑧の今回は、ビザについて解説しました。
ビザは、国や地域によって必要であったり申請方法が違ったりと、色々ややこしい。
「もう少し分かりやすかったら良いのに」と思ってしまいますね。
しかし、ここまで読んでくれた方はビザについてある程度バッチリだと思います!
少しでも皆さんの不安や悩みが解決できていれば幸いです!
コメント