こんにちは、定職就かずのお気楽旅人、チェルです!
当サイトでは、バックパッカーとして世界中を一人旅してきた筆者が、リアルな旅の体験や、これから旅する方に役立つ情報をシェアしています。
「初めての海外旅行で、どこに行こうか迷う……」
「チェコってどんなところなの?」
「実際に旅行した人の記事が読みたい!」
そんな思いを抱える方にピッタリな内容をお届けします。
今回一人旅で訪れたのは、チェコの首都・プラハ。
美しい街並みや、歴史ある文化に触れてきたので、プラハ観光の見どころや、現地で感じたことを振り返っています!
次の旅行に迷っているあなた、きっとプラハも候補に入るはず!
ぜひ最後まで読んで、チェコの魅力を発見してください。
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チェコってどんな国?
チェコは中央ヨーロッパに位置し、美しい街並みと豊かな歴史を持つ国です。
首都・プラハをはじめ、チェルスキークルムロフやブルノなど、魅力的な都市がたくさん。
中世の雰囲気が色濃く残り、特にプラハ城や、カレル橋といった歴史的な建造物が多くの観光客を惹きつけます。
また、国民1人あたりのビール消費量が世界一である「ビール大国」としても知られ、特にピルスナー発祥の地であるプルゼニュ(ピルゼン)はビール好きには外せない場所です。
※参考:外務省 チェコ基礎データ
チェコは北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接しており、周辺国への旅行拠点としても最適です。
また、ヨーロッパの中では珍しく、宗教を信仰していない人が多い国でもあります。
外務省によると
チェコにおいては、人口の約58%が無宗教、約26%がローマ・カトリックを信仰していると言われます。
そのため、チェコ人の国民性は「穏和かつ理性的で暴力を嫌う」と言われ、街の雰囲気も落ち着ています。
2023年のWBCで見せたチェコのスポーツマンシップあふれるプレイは、野球ファンを魅了しましたね!
そんなチェコと日本の親善試合が2024年末に組まれたので、野球ファンの私も大興奮です!
チェコのおすすめの旅行シーズン
チェコは日本と同様に四季があり、年間を通じて比較的涼しい気候が特徴です。
特に春(4月〜5月)と秋(9月〜10月)は観光に最適な時期です。
春は心地よい気候で、秋は涼しく快適に過ごせます。
チェコ・プラハ一人旅の旅程
チェコ・プラハ一人旅は、前回の旅先、オーストリア・ザルツブルクから始まりました。
今回もヨーロッパ旅行で定番のFlixBusを利用して移動しました。
ザルツブルクからプラハまでは約380キロメートルで、所要時間は約6時間半。
長時間の移動でしたが、料金は28€(ユーロ)(記事執筆時点で約4,500円)とリーズナブルでした。
バスの車窓からは、広がるチェコの美しい風景を眺めながら、ゆったりとした時間を楽しめました!
街全体が世界遺産・首都プラハの魅力
チェコの首都・プラハは、国のほぼ中央部に位置し、美しい景観や街並みが魅力の都市です。
1,000年以上の歴史を持ち、街全体が「プラハ歴史地区」として世界文化遺産に登録されています。
プラハはその長い歴史の中で、周辺諸国の支配や戦争を経験しましたが、街自体の被害は少なく、ヨーロッパ各時代の建築様式が今も残されています。
このため「建築博物館の街」とも称され、街を歩くだけでゴシック、ルネサンス、バロックといった建築の変遷を楽しめます。
また、尖塔が多くあることから「百塔の街」とも呼ばれています。
石畳の道を歩きながら、歴史を刻む建物や教会が並ぶ風景は息をのむほどです。
街全体が美しい博物館のようで、思わず足を止めて写真を撮りたくなる瞬間がたくさんあります!
チョコ一人旅でプラハを観光
街全体が世界遺産に登録されているプラハには、魅力的な場所がたくさんありました。
今回のプラハ一人旅で私が訪れた観光スポットを紹介します。
- ヴァレンシュタイン公園
- プラハ城
- カレル橋
- プラハの天文時計
それぞれ振り返っていきます。
運命を感じたヴァレンシュタイン公園
ヴァレンシュタイン公園は、プラハのマラーストラナ地区に位置する歴史的な公園です。
プラハを訪れた当初、ヴァレンシュタイン公園に立ち寄る予定はありませんでした。
しかし、プラハ城に向かって歩いていたとき、ふとこの公園の前を通りかかり、「ここは良さそう」と直感を頼りに入ってみることに。
すると、そこには想像以上に美しい景色が!
ヴァレンシュタイン宮殿に隣接したこの公園は、1623年から1630年にかけて建設されたバロック様式の庭園で、ギリシャ神話に基づく彫像や、公園の中心にある大きな池、美しい花壇が特徴です。
静かで落ち着いた雰囲気が漂っており、池の周りを散策しながら、手入れの行き届いた美しい庭園に、心が癒された気分になりました。
この思いもよらない出会いは、プラハ一人旅の中で印象に残った瞬間の一つです!
入園は無料なので、プラハ城に向かう際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所:Letenská 123/4, 118 00 Malá Strana, チェコ
世界最古で最大の城・プラハ城
プラハ一人旅で訪れたプラハ城は、期待を超えるスケールと、魅力に溢れた場所でした!
プラハ城は、街の中心を流れるヴルタヴァ川の西側の小高い丘の上にそびえる、街全体の象徴ともいえる存在。
870年から894年ごろに築かれ、敷地面積は約70,000平方メートルにおよぶこの城は、「世界で最も古くて最も大きな城」としてギネス世界記録に認定されています。
一般的な「お城」のイメージとは異なり、広大な敷地の中に教会や宮殿、博物館などが集まった一帯を指します。
敷地内には、ゴシック様式の聖ヴィート大聖堂、歴史ある旧王宮、絵本のようなかわいらしい黄金の小路と呼ばれる路地など、数多くの見どころがあります。
またプラハ城は、街全体を見渡せる絶景スポットとしても人気!
西側に広がる丘の斜面からは、プラハの街並みが一望でき、オレンジ色の屋根や、緑がかった銅板のドーム、ヴルタヴァ川、ヴルタヴァ川をつなぐ橋、豊かな緑の庭園が織りなす素晴らしい景色を楽しめました。
プラハ城の城門前で警備している兵士たちも魅力の一つ。
兵士は時間交代制で、交代の際に行われる「衛兵交代式」は一見の価値ありです!
イメージ通りで、兵士は近づいたり写真を撮ったりしても、一切微動だにせず立ち尽くしていました。
私にはとても真似できないと感じました……。
住所:チェコ 〒119 08 プラハ
石造りが美しいカレル橋
カレル橋は、ヴルタヴァ川に架かる美しい石造りの橋です。
橋の長さは515.7メートル、幅は9.5メートル。
1350年ごろに建設が始まり、約50年の歳月をかけて完成したと言われています。
私がカレル橋を訪れたとき、橋の上には多くの露店が並び、アーティストによる演奏なども行われており、まるで広場のような賑わっていました!
また、橋の両側には合計30体の彫像が並んでおり、触れると幸福になると言われている聖人ヤン・ネポムツキー像の台座のレリーフは、多くの人が触るので、ピカピカになっていました。
カレル橋はいつでも多くの観光客で賑わっていますが、早朝は比較的人も少なく、ゆっくりと橋を渡れるのでおすすめです!
住所:Karlův most, 110 00 Praha 1, チェコ
600年以上の歴史を誇るプラハの天文時計
プラハの天文時計(プラハのオルロイ)は、旧市街広場に位置する世界最古の天文時計。
1400年代に製作されたという長い歴史を持っています。
天文時計の上にある小窓はからくり時計となっており、毎時00分に12使徒の像が現れ、鐘が鳴り響く仕掛けが特徴。
私が訪れたとき、ちょうどお昼の鐘が鳴る時間帯で、広場には多くの観光客が集まっていました。
実際に使徒たちが現れるのはわずかな時間でしたが、歴史ある機械が今なお動き続けていることに感動しました!
また、時計台には登ることができ、プラハ旧市街を一望できる絶好のスポットにもなっています。
住所:Staroměstské nám. 1, 110 00 Josefov, チェコ
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チェコ一人旅で味わったおすすめグルメ
プラハ一人旅での楽しみの一つは、やはり現地のグルメ。
ビールが有名なチェコですが、スイーツも絶品でした。
- トゥルデルニーク
- ビール
それぞれ振り返っていきます。
チェコの国民的お菓子・トゥルデルニーク
プラハの街を歩いていると、あちらこちらで目にするのが、トゥルデルニーク。
バームクーヘンのような見た目のチェコの国民的お菓子です。
外側は、たっぷりの砂糖とシナモンがまぶされ、サクッとしたパンのような食感が特徴。
中の味は選ぶことができ、ベリーヨーグルトや、ソフトクリーム、カスタードなどの種類がありました。
私はベリーヨーグルトを選びました。
さっそく一口!
モグモグ……。
おっ……おいしい!!
パンのような生地と、中のヨーグルトソースの相性がバツグンでちょうどいい甘さ!
ただ、かぶりついた瞬間、外側の砂糖などがパラパラと落ちてしまうのが少しもったいなかったです……。
それでも、甘党の私にはこの甘さがちょうどよく、最後まで飽きることなく楽しめました。
プラハの至るところでトゥルデルニークを販売しているので、ぜひ味わってみてください!
住所:Mikulášská 19/2, 110 00 Staré Město, チェコ
ビール大国・チェコで味わうビール
チェコを語る上でかかせないものの一つが、やはりビール!
キリンホールディングスの調査によると、チェコは1人あたりのビール消費量が最も多い国で、その量はなんと1人あたり年間188.5リットルにもおよぶそう。
ちなみに、日本は1人あたり年間34.2リットルなので、チェコ人はその5倍以上のビールを飲んでいることになります。
ビールがこれほど飲まれている理由の一つは、チェコでは水よりもビールの方が安いからだそう。
チェコのビールを堪能するため「ウ・クロカ(U Kroka)」というお店へ!
このお店で一番人気の「ハーフ&ハーフ」というビールを注文しました。
このビールは、黒ビールと一般的なピルスナービールが層になっているのが特徴で、1杯で2種類の味を楽しめます。
さっそく一口!
グビグビ……。
黒ビールは濃厚で少し苦みが強く、ピルスナーは軽やかで飲みやすいさっぱりとした味わい!
見た目にも美しく、味も豊かなチェコのビール。
ドイツビールとはまた違った味わいで、ビール好きにはぜひ試してほしいです!
住所:Vratislavova 28/12, 128 00 Praha 2, チェコ
チェコ一人旅を振り返って
いかがだったでしょうか?
ヴァレンシュタイン公園やプラハ城、カレル橋など、どれも心に残る瞬間ばかりでした。
特に印象的だったのは、プラハ城からの絶景。
プラハの街並みを一望する景色は、写真では伝えきれないほどの美しさでした!
天候にも恵まれ、自由気ままに観光を満喫できました。
プラハ一人旅は、まさに思い出に残る素晴らしい体験でした!
次回は、ポーランドへ!
バックパッカーとしての旅も残すところあと2か国となりました。
これからもリアルな旅の様子や、旅に役立つ情報を発信していきますので、どうぞお楽しみに!
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