こんにちは、定職就かずのお気楽旅人、チェルです!
当サイトでは、バックパッカーとして世界中を一人旅してきた筆者が、リアルな旅の体験や役立つ情報をシェアしています。
「初めての海外旅行で、どの国を選べばいいか迷う……」
「オーストリアってどんなところなの?」
「実際に旅行した人の記事が読みたい!」
そんな思いを抱えている方にピッタリな内容をお届けします。
今回一人旅で訪れたのは、世界で最も美しい都市の一つと呼ばれるオーストリアのザルツブルク。
モーツァルトゆかりの場所を中心に、ザルツブルクのグルメを堪能しながら観光してきました。
この記事では、ザルツブルク観光の見どころや、現地で感じたことを振り返っています。
次の旅行先を決めるとき、きっとザルツブルグが候補に入るはず!
ぜひ最後まで読んでください!
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オーストリア・ザルツブルクってどんな街?
ザルツブルクは、オーストリア中東部、ドイツとの国境近くに位置する都市です。
中世やバロック様式の建物が建ち並ぶ美しい街並みが残されており、「世界で最も美しい都市」の一つとも評されています。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地としても有名ですよね!
ドイツ語でザルツが「塩」、ブルクが「砦」という意味。
都市名の由来は、古くからこの地域が塩の産地として栄えていたことにちなんでいるそう!
ザルツブルクの街は、中央を流れるザルツァハ川で街が大きく2つに分かれます。
右岸には新市街、左岸には旧市街が広がり、観光スポットの多くが集中しているのは旧市街です。
旧市街地には、キレイな街並みや歴史的建造物が多く「ザルツブルク市街の歴史地区」として世界文化遺産にも登録されています。
また、オーストリアの有名作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの出身地としても有名で、彼の生家や、ウィーンに移り住むまで暮らしていた家を見学できます。
気候は一年を通して涼しく、特に夏場でも朝晩は冷えるので、旅行時には何か羽織るものを持っていくと良いでしょう。
オーストリア・ザルツブルクへの旅程
前回の旅先、ドイツ・ミュンヘンから、オーストリア・ザルツブルクへの移動は、ヨーロッパで人気の格安バスサービス・FlixBusを利用しました。
所要時間は約2時間半、料金は14€(ユーロ)(記事執筆時点で約2,300円)とリーズナブルでした。
ザルツブルク一人旅でのトラブル
今回のザルツブルク一人旅では、少しハプニングがありました。
ザルツブルク行きのバスが、出発時間を過ぎても一向に来なかったのです。
慌てて公式サイトを確認すると、「15分遅れ」との案内が。
そこで15分待ったのですが、バスは来ません……。
再度公式サイトを確認したところ、さらに「10分遅れる」とのこと。
それでもバスは現れず……。
結局、1時間10分遅れでようやくバスが到着しました。
遅延の原因は、車両トラブルだったとのことです。
夜遅くにザルツブルクに到着し、宿泊先には門限ギリギリでチェックインすることになりましたが、何とか間に合ってホッと一安心です!
海外では、こうした遅延がよくあるので、時間に余裕を持って行動するのが大切です!
オーストリア一人旅でザルツブルクを観光
今回のザルツブルク一人旅では、以下の場所を観光しました。
- ザルツブルクの街並み
- モーツァルトの住居
- マカルト橋
- モーツァルトの生家
それぞれの場所を振り返っていきます。
ザルツブルクの街並み
ザルツブルクの街は、中央を流れるザルツァハ川によって大きく2つに大別されます。
右岸には、ミラベル宮殿やモーツァルトの住居などがある新市街、左岸にはホーエンザルツブルク城や、ノンベルク修道院、モーツァルトの生家などがある旧市街が広がっています。
旧市街には、中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残る石畳の道や古い建物が立ち並び、観光の見どころが満載。
中でも有名なのが、ゲトライデガッセ(ゲトライデ通り)で、たくさんの観光客で賑わう名所です。
この通りを進むと、丘の上にそびえるホーエンザルツブルク城が見えてきます。
ホーエンザルツブルク城へは、徒歩で丘を登ることもできますが、丘の麓にロープウェイがあるので、そちらを利用するのがおすすめです。
また、この丘を少し登るだけで、旧市街の美しい街並みを一望できるスポットがあります。
ザルツブルクの歴史的な景観を眺めながら、街の雰囲気を味わうには絶好の場所です。
体力のある方は、歩いて登ってみるのも良いです!
モーツァルトの住居
モーツァルトが青年期に暮らしていたという家に足を運びました。
事前に下調べをしていなかった私は、もっと豪華で大きな家を想像していたのですが、実際に訪れるとそのシンプルでかわいらしい佇まいに驚きました。
逆にその落ち着いた雰囲気からは、モーツァルトの現実的な生活感が感じられて、なんだかほっこり!
モーツァルトは、ウィーンに移るまで、この家で暮らしていたそう。
若い頃の彼がどんな日々を送り、何を考えながら音楽に触れていたのかを思うと、想像が膨らみます!
当時の家は、残念ながら第二次世界大戦の際に焼失してしまいましたが、1996年に日本を含む多くの国からの支援を受けて復興!
そのためか、館内には日本語のガイドブックや説明書きがありました。
家の中は博物館として公開されており、12ユーロ(記事執筆時点で約2,000円)で入館できます。
館内は撮影禁止なので、中の様子は訪れてのお楽しみ!
私の感想としては、よほど混雑していない限り訪れる価値は十分にあると思います。
ザルツブルクに来た際には、ぜひ足を運んでみてください!
マカルト橋
マカルト橋は、先ほど紹介したモーツァルトの住居から徒歩5分ほどのところにある有名な橋。
新市街地と旧市街地を結ぶメインの橋で、恋人たちの橋として知られています。
橋の両サイドには、さまざまな種類の南京錠がびっしり。
これは、恋人たちが二人のイニシャルや名前を書いた南京錠をかけると、「二人の愛が一生固く結ばれる」と言われているからだそう。
ちなみに南京錠は、近くのお土産屋さんで購入できます。
また、マカルト橋は絶好の写真スポットとしてもおすすめ!
橋の上からの景色はとても美しく、ホーエンザルツブルク城などの美しい眺めが楽しめます。
マカルト橋を渡って旧市街に入ると、にぎやかなゲトライデガッセに到着します。
この通りには、ザルツブルクの観光スポットとしても人気で、ショッピングやグルメを楽しめます。
ザルツブルク観光では、ぜひこの橋を渡って、素晴らしい景観と街の活気を味わってください!
モーツァルトの生家
ザルツブルク旧市街の中には、モーツァルトが生まれ育った生家があります。
観光客で賑わうゲトライデガッセに位置し、ひときわ目立つ黄色い建物が特徴です。
モーツァルトはこの家で生まれ、17歳まで過ごしたそうです。
この建物の2階から4階は現在、博物館として一般に公開されています。
なお、館内は撮影禁止です。
館内では、モーツァルトが手書きした自筆譜や家族の肖像画、手紙などの貴重な資料が数多くあります。
また、モーツァルトが実際に使用していたピアノやヴァイオリン、日用品や家具も展示されており、当時の生活を感じられます。
特に感動したのは、モーツァルトの生家で彼の音楽を聴けるスペースがあること。
ここでモーツァルトの楽曲に耳を傾け、彼の幼少期に思いを馳せながら、時間を忘れる贅沢な体験を楽しめました。
また、少し驚かされたのは、モーツァルトの生家の1階の一部がスーパーマーケットになっていること。
このスーパーで買い物をすると、モーツァルトのマークが入ったレシートがもらえるため、それ目当てに立ち寄る観光客も多いのだとか。
歴史的な建物の一部がスーパーというのは、個人的には違和感を覚えました笑
モーツァルトの住居と生家は、それぞれに異なる魅力がありますので、両方訪れることをおすすめします!
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オーストリア一人旅で味わったグルメ
ザルツブルクを散策していると、さまざまな美味しい食べ物に出会えます。
特に私が訪れた際に印象に残ってたのは、次に挙げるお菓子です。
- プレッツェル
- モーツァルトクーゲル
それぞれ振り返っていきます。
プレッツェル
私がザルツブルクに訪れた際、旧祝祭小劇場前にはプレッツェルの出店が立ち並んでおり、様々な種類のプレッツェルが販売されていました。
味の種類も豊富で、りんごや塩、黒ごま、チョコ、ピザ、シュガーなどが揃っていました。
一つ一つの大きさは顔ほどの大きさがあり、どれもボリューム満点!
たくさん食べたかったのですが、そのサイズ感に驚き、今回はりんご味のプレッツェルを購入。
シャキシャキとしたりんごの食感とちょうど良い甘さが特徴で、後味にはほのかなシナモンの香りが広がり、とてもおいしかったです!
見た目通り、食べごたえはしっかりしており、満足感がありましたが、まったくしつこくなく、もう一つ食べられそうなほどでした。
モーツァルトクーゲル
ザルツブルクで最も有名なお土産といえば、やはりモーツァルトクーゲル。
ザルツブルク発祥の一口サイズのチョコレートで、包装にモーツァルトの肖像が描かれているのが特徴です。
このチョコレートは、1890年にFÜRSTというお店で誕生しました。
その後、1905年には有名なパリの展覧会で金メダルを受賞し、その名を世界に広めました。
しかし、FÜRSTが特許を取得していなかったため、現在では多くの会社がモーツァルトクーゲルを製造・販売しています。
とはいえ、FÜRSTのモーツァルトクーゲルは、今でも特別な存在。
上品なブルーとシルバーの包装が特徴で、現在でもオリジナルのレシピと技術によって手作業で作られているそうです。
気になる味は、ダークチョコレートの中に、ピスタチオのマジパン(アーモンド粉末と砂糖を混ぜ合わせたお菓子)とヌガー(砂糖と水飴を低温で煮詰めたソフトキャンディの一種)が絶妙に組み合わさった大人の味わい。
マジパンとヌガーの甘さを、ビターチョコが引き締めます。
一日の終わりに、ご褒美として食べたくなる贅沢なチョコレートです。
こちらのお土産は、喜ばれるのでおすすめです!
オーストリア一人旅を振り返って
いかだたっだでしょうか。
芸術と歴史に触れたオーストリア・ザルツブルク一人旅。
モーツァルトゆかりの場所や、歴史的な建造物を巡ることができ、充実した時間を過ごせました。
一泊二日という短い滞在で、見逃してしまった場所もいくつかあったため、次回はもう少し滞在期間を伸ばして、さらなるザルツブルクの魅力を発見したいと思います。
次回は、絵本の中に迷い込んだかのような美しい街並みが広がるチェコ編。
バックパッカーとしての旅はまだまだ続きます。
ぜひ次回の記事もお楽しみに!
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