【一人旅】クロアチア旅行記

【一人旅】クロアチア旅行記:4つの美しい都市を巡る 旅行

こんにちは、定職就かずのお気楽旅人、チェルです!

「バックパッカーで海外に行ってみたいけど、不安がいっぱい……」
「初めての海外旅行、イメージがまったくわかない

そんな思いを抱えている方に向けて、バックパッカーとして世界中を一人旅してきた筆者が、リアルな体験や感じたことをシェアしています。

今回は、クロアチアを一人旅してきました。
クロアチアはずっと行きたかった国の一つで、4日間で4つの美しい都市を巡りました。
訪れた都市はドゥブロヴニク、ザダル、プーラ、ロヴィニです。

この記事では、実際に訪れて感じたことや、現地の様子、見どころ、おすすめスポットについて振り返ります。
クロアチアを一人旅する方にとって、役立つ情報を満載しているので、ぜひ参考にしてください!

前回訪れた場所はこちら

バックパッカー生活最初の国はこちら

クロアチアってどんな国?

クロアチアで有名なドゥブログニクの旧市街
ドゥブロヴニクの旧市街

クロアチアは、バルカン半島の北西部に位置し、アドリア海に面した美しい国です。
歴史的な街並みと自然の美しさが融合し、訪れる場所すべてが心を動かす魅力を持っています。

首都・ザグレブや、アドリア海沿岸の港町・ドゥブロブニク、湖と滝が作り出すプリトヴィッツェ湖群国立公園など、数多くの観光地が点在しています。
特にドゥブロブニクの美しい街並みは、有名アニメ映画の舞台とも噂されていますよね!
観光資源が豊富なことから、2023年には年間2060万人の観光客が訪れるほどの人気を誇っています。

治安も良く、ゆったりとした雰囲気が流れる町は、初めての海外一人旅でも安心して訪れることができます。
歴史的な街並みと美しい自然を楽しみながら、異国情緒あふれる旅を満喫できます。

参考:「U 2023. OSTVARENO 20,6 MILIJUNA DOLAZAKA I 108 MILIJUNA TURISTIČKIH NOĆENJA」(クロアチア政府観光局サイトより : クロアチア語)

クロアチア一人旅の旅程

クロアチア一人旅
  • 1
    アテネ国際空港

    出発地:アテネ国際空港
    アテネからクロアチアへ飛行機で移動
    約1時間40分のフライト

  • 2
    ドゥブロヴニク空港

    到着地:ドゥブロヴニク空港
    ドゥブロヴニク空港に到着後、バスで町へ移動

  • 3
    ドゥブロヴニク

    訪問地:ドゥブロヴニク
    オレンジ屋根と青い海の美しい景色を堪能

    クロアチア・ドゥブロヴニクの旧市街を堪能
  • 4
    ザダル

    訪問地:ザダル
    バスで約8時間の移動後、ザダルに到着
    旧市街と現代の街並みが融合する町を探索

    ザダル「海のオルガン」付近の出店
  • 5
    プーラ

    訪問地:プーラ
    ザダルからフェリーで約5時間の船旅
    円形闘技場跡を観光

    プーラの円形闘技場跡を観光
  • 6
    ロヴィニ

    訪問地:ロヴィニ
    プーラからバスで約1時間の移動
    アニメ映画「魔女の宅急便」の世界に迷い込んだような街並みを堪能

    ロヴィニの美しい街並みを堪能

ギリシャ・アテネからクロアチアへ

クロアチア一人旅の始まり! クロアチアを象徴するチェックデザインの飛行機に搭乗
クロアチアを象徴する赤白のチェック柄

前回の旅行先であるギリシャ・アテネを後にして、クロアチアへ向かいました。
アテネ国際空港からドゥブロヴニク空港までは約1時間40分、片道の航空券は9,000円ほどでした。

今回利用したのは、ずっと乗ってみたかったVolotea航空!
機体には、クロアチアを象徴するチェック柄がデザインされていました。
また、機内にもチェック柄のヘッドレストカバーがあり、旅の始まりにぴったりの雰囲気でした。
ちなみに、CAさんの制服はチェック柄ではありませんでした。

Volotea航空の機内写真
シンプルな座席

ドゥブロヴニク空港から町まではバスでアクセスできます!

バス会社は、ここだけなので迷わずに乗れます!(このブースは出口を出てすぐ右側)
スタッフさんも、とても親切でスムーズに乗車できました。

ドゥブロヴニク空港を出て、すぐ右側にバス会社がある
このスタッフさん、めっちゃ仕事早かったです!

ドゥブロヴニク|アドリア海の真珠

クロアチア一人旅で撮影した、ドゥブロヴニクの旧市街の写真
オレンジ屋根の旧市街と、真っ青なアドリア海のコントラスト!

クロアチア一人旅で最初に訪れたのは、ドゥブロヴニク。
クロアチア南部に位置し、アドリア海に面した小さな港町で、その美しさから「アドリア海の真珠」とも称されています。

死ぬまでに1度は見たかったこの景色!
オレンジ屋根の旧市街と青い海のコントラストが、実に鮮やかです。

ここに来て本当によかったです!

ドゥブロヴニク旧市街を散策
旧市街を堪能!

ドゥブロヴニクの街並みは、とてもキレイです。
どこを見ても、どこを歩いても絵になる風景で、つい写真を撮ってしまいます。
※町中は石畳になっていて少し滑りやすいです
※基本的に建物は全て石造りなので日差しがきついです(日焼け対策やサングラスは必須)

ドゥブロヴニク旧市街は、どこを歩いても趣がある
どこを歩いても絵になる!

町の中心街は平坦ですが、横道に入っていくと階段の上り下りが必要になるので、動きやすく滑りにくい靴を履くのがおすすめです。

ドゥブロヴニクは横道に入ると、階段が多い
階段も異国情緒あふれる!

ドゥブロヴニクでおすすめのレストラン

クロアチア一人旅で訪れたドゥブロヴニクでオススメのレストランの外観写真
おすすめレストランの外観

ドゥブロヴニクに来たら絶対に行きたかったのが、「Lady PiPi」というレストラン。

「Laddy PiPi」という名前のお店
店名は「Lady PiPi」

このレストランは、人気店ですが席数が少なく、雨の日は営業休止してしまうので、入店できるかは運次第。
こうした運次第な点と、地元民も絶賛する美味しいシーフードが楽しめるお店ということから、一度訪れてみたかった場所でした。

「Laddy PiPi」では、外にある大きな窯で調理してくれる
外にある大きな窯

この大きな窯で料理を作ってくれます!
頼んでから食材をここで焼いてくれるので、提供までに結構時間がかかります。
13時に入店して約1時間待ちました。

私が食べたかったのがタコサラダと、魚の香味焼きの2品!

前菜のタコサラダの写真
前菜のタコサラダ

タコサラダは、写真では少なく見えますが1人で食べるとけっこう量が多いです!
玉ねぎ、トマト、バジル、タコの美味しさに、レモンを絞ることで味が引き締まり、さっぱりとした味わいが楽しめました。

メインの魚の香味焼きの写真
メインの魚の香味焼き(魚種は不明)

魚の香味焼きは、さっぱりとした白身魚にクロアチアの調味料「vegeta(香辛料と数種類の野菜)」で味付けされており、香ばしくとても美味しかったです!
添えてあったインゲンとじゃがいものバター炒めも、ほどよい塩加減でペロリと食べてしまいました!

価格はタコサラダと、魚の香味焼き、パイナップルジュースで約8,000円。
少々お高めの値段設定でしたが、それに見合うだけの価値がある味だと感じました!

ほかにもエビ、貝、魚の窯焼きや、お肉料理などもあったので、次回来たときに挑戦したいと思います。

こちらのレストランは

  • 美味しいシーフードが食べたい
  • 時間に余裕がある
  • お財布に余裕がある
  • 運試しがしたい

このような方におすすめです!

ザダル|現代と歴史が交差する街

クロアチア一人旅で撮影した、ザダルの旧市街の写真
ザダルを観光!

次に訪れたのは、クロアチア中部・ダルマチア地方に位置する小さな港町・ザダル。
ドゥブロヴニクからザダルまでは、バスで約8時間の移動でした。

ザダル行きのバスは、くつろげるほど広々したシートでした

長時間の移動でしたが、バスが快適だったため、それほど疲れませんでした!

宿泊した宿の目の前はショッピングモールでした
宿泊した宿の目の前にあるショッピングモール

ザダルの街は、現代の街並みと昔の街並みが融合した場所です。
市街地から旧市街に入る場所には城壁や門があり、時代を超えた風情を感じます。

ザダル旧市街を観光
ザダルの旧市街

ザダルのおすすめ観光名所「海のオルガン」

クロアチア・ザダルを一人旅で観光しつつ、「海のオルガン」近くの公園で休憩
「海のオルガン」近くの木陰で休憩

旧市街の北端には、「海のオルガン(Morske orgulje)」と呼ばれる建造物があり、波打ち際からオルガンのような音を楽しめます。
海に向かって伸びる階段内部にパイプが埋め込まれており、海水がパイプ内部の空気を外に押し出すことで音が奏でられる仕組みだそうです。

波が打ち寄せるたびにオルガンのような音が響き、まるで自然が奏でる音楽を楽しんでいるかのような感覚になります。
とても大きな音が鳴っているので、近くまで行くと音が聞こえてきますよ!

ザダルの「海のオルガン」を手がけたニコラ・バシッチのもう一つの作品「太陽への挨拶」の写真
太陽への挨拶(Pozdrav suncu)。巨大なソーラーパネルが敷き詰められており、夜になるとカラフルにに光ります

「海のオルガン」の近くには、出店やお土産屋などがいくつかあります。

ザダルの「海のオルガン」近くの出店を散策
※当画像は販売物のため、著作権表記をしております。

中には、面白いものも混ざっているので見てみるのもおすすめ!

ザダルの「海のオルガン」近くの出店には、ユニークなものが売られています
ピ〇チュウ?
日本のゲーム作品に登場するキャラクターに似たぬいぐるみの写真
リザー〇ン?
確かに、日本のゲーム作品に登場するキャラクターによく似ている
〇プラス?

ちなみに、ザダルは「世界一夕日が美しい町」として知られており、特に「海のオルガン」がある場所は有名な夕日スポットとなっています。
ザダルを訪れた際は、ぜひ行ってみてください!

プーラ|古代ローマの伊吹を感じる円形闘技場

ザダルのフェリー乗り場の写真
フェリーに乗ってプーラへ!

次に訪れたのが、クロアチア北西部のイストラ半島先端にある港町・プーラ。
プーラには、隣接するロヴィニという町に行くために立ち寄りました!
※プーラ以外からでも行けます

ザダルからプーラまでは、フェリーで約5時間の船旅。
価格は29€(ユーロ)(記事掲載時点で約5,000円)でした。

プーラ行きで乗船したフェリーの写真
乗船したフェリー
プーラ行きのフェリーの船内はカラフル!
カラフルな座席
プーラ行きのフェリーのシートは広い
広々としたシート(自由席)

高速バスの方が安かったのですが、天気が良くクロアチアの島々を眺めながら船旅がしたかったのでフェリーを選びました。
船酔いもなく、キレイな景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごせました!

プーラに到着して訪れたのが、古代ローマ時代の円形闘技場跡。
思っていた以上に大きく、迫力満点でした。

クロアチア一人旅で撮影した、プーラの円形闘技場跡の写真
円形闘技場跡

現在は音楽イベントや演劇が行われているようで、歴史を感じながらも新しい文化が息づいている場所でした。
10€(記事執筆時点で約1,700円)で入場できるので、歴史好きな方にはぜひおすすめしたいスポットです!

ロヴィニ|映画のワンシーンのような街並み

クロアチア一人旅で、最後の訪問地・ロヴィニの写真
映画のワンシーンのよう!

最後に訪れたのが、クロアチア北西部のイストラ半島に位置する港町・ロヴィニ。
ジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』の世界に迷い込んだかのような町です!

プーラからロヴィニまでは、バスで1時間ほどで行けます!
価格は、片道9€(記事執筆時点で約1,500円)。

『魔女の宅急便』のモデルになったのは、クロアチアのドゥブロヴニクと言われていますが、私はむしろロヴィニの方が「魔女宅」の雰囲気に近いと感じています。

ジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』の場面写真
引用画像:スタジオジブリ公式場面写真より © 1989 Eiko Kadono/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, N

主人公のキキが魔女修行の旅に出て、訪れた海の見える街にそっくりです!
この町に着き、この景色を目にしたときには、心が高揚して「おぉ〜〜!!これこれ!!!!」と感激しました。

ロヴィニを観光
趣のある街並み
ロヴィニの街並みを観光
みんな立ち止まって眺めています

街並みはとても可愛らしく、ふとした景色が映画の中のシーンとよく似ています。
どこにいても心が躍る景色が広がっています!

ロヴィニはどこもかしこも写真映えするところばかり
フォロジェニックな場所だらけ!

ほかの有名観光地に比べて人が少なく、ロヴィニの美しい街並みをゆっくり楽しめます。
想像していたヨーロッパの街並みを遥かに超える美しさを満喫し、クロアチアがますます好きになりました!

クロアチア一人旅でのトラブル

クロアチア一人旅において、宿で起きたトラブルに落ち込む男性の図
クロアチア一人旅で起きた悲劇

今回の旅でも、トラブルが発生しました。

ドゥブロヴニクと、ザダルではとても満足のいく滞在ができましたが、プーラで思いがけない事件が起こりました。

プーラの宿は、セルフチェックインだったのですが、私が電話番号を持っていなかったため、すべてのやり取りをSNSで行っていました。
※電話番号がないこと、WhatsAPP(メッセージアプリ)は電話番号がないと登録できないことを宿の方に伝えてありましたが、これが後に事態を悪化させることになります

SNSで、宿の方から「チェックインの方法は当日連絡します」と言われたので、前日にチェックイン予定時間だけを伝え、当日を迎えました。

しかし、フェリーに乗ることや、到着予定時間、宿に到着したことを何度連絡しても、一向に返信がありませんでした。

結局その日は連絡が来ないまま、宿泊予定のホテルで、鍵が刺さったままの別の部屋に泊まることに……。
翌朝になってもまだ連絡が来ず、呆れて部屋にメモを残し、そのまま観光へ!

プーラの宿の管理人と連絡が取れず、途方に暮れながらパンを食べている写真
連絡が取れず、途方に暮れながらパンを食べました……

数時間後に宿戻ってみると、なんと荷物がきれいさっぱりなくなっていました。

えぇ〜〜〜ぇ〜〜〜!!

焦って色々探し回っていたところ、ついに宿の方が登場!
事情をすべて説明したら、新しい部屋と保管していた荷物を渡してくれました。

宿の人曰く「私のメッセージを見ていなかった」とのこと。
さらに「WhatsAPPだったら見てた」と言われました。

私は、「事前にできないことは伝えてたじゃん」と言いましたが、忘れていたそうです……。

怒りを通り越し感情がシャットダウンした私は、そのまま部屋に直行しました。
英語が苦手な私にとって、この事件は本当に肝を冷やす経験でしたが、これもまた旅の思い出です!

クロアチア一人旅を振り返って

クロアチア一人旅で、ドゥブロヴニクの旧市街を近くで撮影した写真

いかがだったでしょうか?

今回のクロアチア一人旅は、宿でのトラブルも含めてとても満足のいくものでした。
クロアチアは、素晴らしい景色と文化、おいしい食べ物、宿でのトラブル、すべてが忘れられない旅となりました。
次回訪れる時は、さらに多くの場所を巡りたいと思います。

次回は、順調に満喫できたイタリア編をお届けします。
どうぞお楽しみに!

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