オンライン旅行会社のエクスペディア・グループはこのほど、アメリカの観光マーケティング組織・ブランドUSAと協力し、日本とカナダで「A Somewhere for Everyoneキャンペーン」を開始。旅行者の好みに合わせてアメリカでの旅程を自動生成し、簡単に旅行計画を立てられます。
エクスペディア・グループが実施した「Path to Purchase Study」によると、旅行者は予約前に約45日かけて平均141ページの旅行コンテンツを閲覧しており、約5人に3人の旅行者が複数の候補を含めて旅行を検討していることがわかったことなどから、本キャンペーンを展開したとのこと。
今回のキャンペーンは、アメリカの多様な観光地や文化を体験できる旅程を、自動生成してくれるというもの。旅行者は「静か」「自然」「アドベンチャー」「豪華」「象徴的スポット」「グルメ」の6つのテーマから3つを選択するだけで、テーマに合ったアメリカの3つの旅行先を組み合わせた旅程が自動生成され、サイト上で旅行の計画や予約までできます。
同社は「このキャンペーンを通して、旅行者がアメリカで多種多様な人々に出会う、ここでしか見られない景色を見るなど、アメリカならではの体験を簡単かつスムーズに手配できるようにしたい」と説明しています。
エクスペディア・グループの担当者は「旅行を予約するまでの行程が複雑になるなか、私たちは予約・購入体験をシンプルかつ効率的にできるよう取り組んでいます」と述べ、ブランドUSAの担当者も「既存のテクノロジーを最適化し、さらに新たなテクノロジーをも活用することで、旅行者にアメリカの多様性を十分に体験していただきたい」とコメントしています。
このほか、サンフランシスコからオレゴン州までの道なき道を楽しく旅する一家を描いた動画も制作。デジタル屋外広告や有料ソーシャルメディア、YouTubeやコネクテッドTVを通じて公開されています。
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